自転車こそ日本と世界を救う!?
日本人が短距離の移動手段を車から自転車に切り替えると、海外から輸入する石油の量が減り、石油の値段の高騰に歯止めがかるかも。 皆さん、日本と世界の将来のために自転車に乗りましょう!
※ 上記を書いたのは、2004年のことでした。 そして、今は2007年(平成19年)の年末です。 まさか、こんなにガソリンの価格が上昇するとは予想していませんでしたが、ガソリンの値段はウナギ登り。どんどんアップしています。個人的な節約目的でも自転車に乗ることは意味が大きくなってきましたが、単に節約ということだけではなく、ガソリンの需要を低くすることによってガソリンをダブつかせ、価格の上昇を抑える運動に参加しましょう。そもそも、オイルマネーで潤ってる人や国をこれ以上潤わせる必要は無いと思いませんか?みんなで、できるだけガソリンを使わないようにしましょうよ。
※ 電動自転車の技術開発で、軽量で高効率のモータ開発やバッテリー開発が進み、それらの技術の一部は電動自動車にも応用されていきます。 大分では電気自動車への取り組みが盛んで、大分市の公用車に、大分の企業と大学が共同で開発・生産する電気自動車が採用されているようです。
電気自動車も、電動自転車同様、石油依存からの脱却を推進させますので、積極的に開発や利用を推進すべきですね。
電動自転車はいい!
短い距離だったら普通の自転車で十分ですが、私はヘビーユーザーで、片道 10 km ぐらいの距離だったら自転車で行くタイプなので、電気でアシストする自転車
(電動アシスト自転車) を愛用しています。
目的地までの所要時間ですが、福岡の郊外から福岡の中心部まで片道約 6 km で約 30 分です。 しかも、目的地周辺で駐車場を探す必要もなければ、駐車場から歩いて最終目的地に行くことも無く、ピンスポットで目的地に横付けできますので、結局、電動アシスト自転車で行くのと車や地下鉄で行くのでは、たいして時間は変わりません。
しかも、自転車は渋滞に強く、道が混んでいる場合などは、電動アシスト自転車で行った方が速いという場合すらあります。
と、いうことで、私は、自転車、特に電動アシスト自転車を大いにおすすめします。 今は、まだ、ちょっと高いですが、大量生産により価格も低下するでしょうから、皆さんも検討してみてください。
サドルの調整を忘れずに
ちなみに、電動自転車で坂道を上る場合、サドル(イス)の高さの調整が非常に重要です。 人間の足というのは、曲がっている時よりも伸びた状態に近づいた時の方が、トルク
(ペダルを押す圧力) が強くなります。 電動自転車というのは、ペダルにかかる圧力に応じてモーターに送る電気の量をコントロールしていて、ペダルにかかる圧力が強い方がより大きな電力をモーターに送ってより大きなアシスト力を生じるのです。 坂道でペダルが重いなあと思った方は、もしかしたら、サドルが低めに設定されているかもしれません。チェックしてみましょう。
バッテリーについて
当然ですが、電動自転車にはバッテリーが必要です。そして、このバッテリーは充電放電を繰り返すうちに弱っていきます。それでバッテリーを買い換えることになると思うのですが、このバッテリーが結構高いのを承知しておく必要があります。
そして、もう一つ。私の場合は、買い換えたバッテリーが、一番最初に自転車を購入した時に付いていたバッテリーと比較して、かなり早く弱くなりました。これには理由が2つばかり考えられます。1つは、自転車そのものの消費電力が増加している可能性です。もう1つは、バッテリーそのものが製造されてから販売されるまでの間、倉庫で長く保管されていたため、その間に劣化した可能性です。特に、後者の可能性は大きいですね。と、いうのは、新品のバッテリーを箱から出して充電器に初めて接続した際に、いきなりリフレッシュモード(電圧学習効果で低い電圧でマンタンになるが、一旦放電すると、その電圧学習効果をリセットし、再びいっぱい充電できるようになる。この一旦放電させてから再充電するモードがリフレッシュモードである)に入ってしまったからです。つまり、バッテリーがアガった状態で長期間保存されたため、バッテリーが劣化した可能性が高い。
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